所沢肛門病院 様 院長 栗原 浩幸 先生

医療向け製品 導入事例

所沢肛門病院 様
院長 栗原 浩幸 先生

単科病院特有の明確かつ細かい現場のニーズに対して、
機能的アプローチの提示とサポート体制が適切だったことが電子カルテシステムERを選んだ理由です。

  • 導入前:Before
    • デジタルX線装置の導入を機に、カルテも電子化し、連携して参照できる環境を目指したかった
    • 所見を絵でいかに簡単に記述し保存できるかが課題だった
    • 紙カルテを探す・搬送する作業や管理作業、内視鏡写真の整理など、事務担当の負担が大きかった
  • 導入後:After
    • 内視鏡画像やX線画像、他院からのMRIなどを電子カルテ上に一元化できるようになった
    • ペンタブレットによるシェーマの描画やテンプレートの活用で、カルテの入力が効率的になった
    • 事務処理の効率化により患者待ち時間が大幅に短縮、医療事務に専念できる環境になった
    • 指示はすべてカルテ画面上で確認でき、伝票チェックなど煩雑な作業がなくなった

導入背景

病院全景

病院全景

院長 栗原 浩幸 先生

院長 栗原 浩幸 先生

画像のデジタル化を機に電子カルテ導入を検討

電子カルテシステムの導入検討を始めたのは、2010年2月にデジタルX線装置(DR)の導入を機に、カルテも電子化し、連携して参照できる環境を目指したことがはじまりでした。

「大腸内視鏡画像といっしょに管理できるように、PACS導入を検討することになりました。検査画像をデジタル管理するならば、カルテも電子化して連携して参照できるようにした方がいい。また、単科病院は疾患も限られるので診療過程を標準化しやすく、以前から運用してきた紙によるパスを電子化すれば、効率的で便利になるだろうという考えもありました。」(栗原先生)

大腸肛門科で電子カルテ化する場合、多くの医師がかかえる問題として、所見を絵としていかに簡単に記述し、保存するかという課題があります。そこで、タブレット型の入力インターフェースであることを導入の条件とし、それに対応できるメーカー選定を始めました。

選定の決め手

所沢肛門病院様システム構成

所沢肛門病院様システム構成

単科病院特有の明確かつ細かいニーズに対する適切なアプローチ

機種選定にあたっては、大手電子カルテベンダーを含め4社のデモ・プレゼンを受けて、最終的にワイズマンの電子カルテシステムER、医療事務管理システム(レセコンからのリプレース)を決定しました。

ワイズマンの電子カルテを採用した理由について、栗原先生は、カルテ画面が紙カルテに近い仕様であったこと、ペンタブレットによるシェーマの描画が満足できたこと、オーダー操作が容易であったこと、要求に対する提案や対応がよかったことを挙げています。

「いろいろな診療科で標準的に機能を使用するケースと異なり、単科におけるニーズは明確でかつ細かい。そうした要求に対して、適切に対応できるアプローチを示してくれた点を高く評価しました。また安心してまかせられるサポート体制も決め手になりました。」(栗原先生)

所沢肛門病院様システム構成

電子カルテシステムER、医療事務管理システム(以上ワイズマン)、PACS(パナソニックメディカルソリューションズ)、診察券発行機(ドットウェル ビー・エス・エム)などを導入。

電子カルテ・医療事務管理システム端末17台のうち、外来診療部門(4台)、内視鏡室(3台)、手術室(1台)にペンタブレット型のデスクトップPCを導入。内視鏡室にもペンタブレット型端末を配置し、内視鏡所見の絵をその場で入力している。

導入の効果

シェーマのペンタブレット入力

シェーマのペンタブレット入力

看護師長 平野容子さん

看護師長 平野容子さん

診療・病棟・医事各部門で業務効率化を達成

医師のカルテ記載では、シェーマ作成と同様、テンプレートを活用することで、効率的な入力が可能になりました。

「例えば痔核についていえば、出血、痛み、脱出など、症状はほぼ限定されるので、あらかじめテンプレートに登録しておくことにより素早い入力ができるようになりました。オーダーに関しても、セットオーダーが組みやすい疾患ということもあり、電子カルテのオーダリング機能のメリットを存分に活かすことができます。当院のように疾患が限られ、治療もマニュアル化しやすい医療施設は、電子カルテの運用メリットは非常に大きいです。」(栗原先生)

また、電子カルテを導入して最も業務が効率化した部門は、医療事務部門です。外来患者数は通常で150人程度、多い日は220~230人にのぼるため、紙カルテを探し出して搬送する手間が大きな負担でした。また、紙カルテに指示、処方、検査などの伝票類を貼り付ける管理作業、内視鏡写真の整理作業などに、事務担当者は忙殺されていました。

「あらゆる伝票をカルテに切ったり貼ったりする手作業がなくなり、医療事務に専念できるようなりました。また、受付時の患者登録作業も効率的になり、事務処理で患者さんを待たせる時間が大幅に短縮できました。」(医事課 長島好美さん)

手術入院のクリニカルパスを電子化したことで、運用も楽になりました。紙パスの場合、医師の指示を受けて病棟看護師が毎回手書きで作成していました。電子カルテ導入後は、痔核手術パスや大腸ポリープ切除術パスなど数種類のパスをあらかじめ用意して運用できるようになり、作成作業の手間がなくなりました。

「手術処置伝票や大腸検査処置伝票は看護カルテに一時的に保管していますが、指示はすべてカルテ画面上で確認できます。実施漏れを防ぐための伝票チェックなど、煩雑な作業がなくなりました。患者記録は電子カルテの看護記録欄に入力するようになり、紙の看護カルテは検温板ぐらい。手書き作業が大幅に減りました。」(看護師長 平野容子さん)

今後の期待

院長 栗原 浩幸 先生

院長 栗原 浩幸 先生

患者の臨床経過をより視覚的に捉えていきたい

電子カルテの最大のメリットは、診療情報の一元化による効用です。現在、内視鏡画像やX線画像、他院からのMRIなどを電子カルテ上に一元化していますが、栗原先生は各患者の患部の写真なども電子カルテに取り込んで利用することを考えています。そうすれば患者の臨床経過をより視覚的にとらえることができるからです。

「課題としては、ペンタブレットの描画精度がさらに向上してくれることです。操作に慣れてきたとはいえ、まだまだ手書きの方が短時間で正確に描けます。ペンタブレットにも、手書きに近い操作感を期待したいですね。」(栗原先生)

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所沢肛門病院 様

所沢肛門病院 様

所沢肛門病院(44床)は、全国でも数少ない大腸肛門科専門病院です。痔核などの肛門疾患治療や、大腸内視鏡をメインにした大腸癌診断、ポリープ切除などの内視鏡治療を専門に行なっています。日本大腸肛門病学会指導医・専門医を中心に6人の医師が在籍し、肛門手術は年間約2,100件、大腸内視鏡検査は年間約8,000件の実績を誇っています。

埼玉県所沢市小手指町1-3-3

http://www.tokomon.jp/

診療科目

胃腸科/消化器科/肛門科/外科

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