介護従事者の処遇改善のゆくえ

2024.04.19

令和6年度介護報酬改定の1番のテーマは処遇改善です。全体改定率1.59%のうち大部分となる0.98%が処遇改善に配分されるとともに処遇改善関連加算は1本化されました。「賃上げ改定」とも言える今回の報酬改定を含めた、介護従事者に対する処遇改善に向けた取組みを整理してお伝え致します。 

介護職員の所得水準が他産業と比べて低いことは周知の通りです。最新データでは2022年は、全産業平均と介護職員の所得差は月額6万8千円となっており、10年前の9万5千円からは改善されていますが、未だ大きな開きがあります。今般の物価高騰を受けて他産業では更なる賃上げが果たされており、今後いっそう開きが大きくなりかねない状況にあります。そのような状況を踏まえた今回の改定での処遇改善加算の大幅な積み増しは、令和6年度に2.5%、令和7年度で2.0%の改善に繋がる水準となります。 

前述の通り、従来は…


ケアリポに登録して全文を読む

続きはケアリポでご覧ください

ワイズマンの無料会員制サイト「ケアリポ」では、「お役立ち情報」「学び」「業務支援サービス」など介護業界で働く人のための情報を無料公開中です。ぜひご登録ください。

ケアリポに会員登録する

連載記事に関連するコラム

資料をダウンロード

製品・ソリューションの詳細がわかる総合パンフレットを無料でご覧いただけます

ダウンロードはこちら
検討に役立つ資料をダウンロード

製品・ソリューションの詳細がわかる総合パンフレットを無料でご覧いただけます

ダウンロードはこちら