医療法人社団友志会 リハビリテーション花の舎病院 様 診療部長・日本リハビリテーション医学会専門医 寺山 修史 先生

医療向け製品 導入事例

医療法人社団友志会 リハビリテーション花の舎病院 様
診療部長・日本リハビリテーション医学会専門医 寺山 修史 先生

リハビリスタッフの使い勝手を重視した情報共有環境の実現と医療と介護の情報連携を見据え、
ワイズマンの電子カルテシステムを選択しました。

  • 導入前:Before
    • 電子データで提供される医療情報を効果的に活用できず、各スタッフが情報を得るのに効率が悪かった
    • 既存の看護支援システムにカルテ情報などを看護師が手入力で転記していたため、負担が大きく入力ミスもあった
    • 約90人の療法士のスケジュールをエクセルで作成していたため、時間と手間がかかっていた
  • 導入後:After
    • 指示出し・指示受けが簡単かつ迅速になり、スタッフのカルテ閲覧をはじめ、各部門の情報の共有化が浸透した
    • 療法士のスケジュールや日報入力などがシステム化され、業務負担が軽減し、他部門との協力体制も向上した
    • 患者予定の把握や確認時間の短縮によって、患者対応がスムーズになった

導入背景

リハビリ部門スタッフ

リハビリ部門スタッフ

寺山 修史 先生

寺山 修史 先生

各部門の業務効率と情報共有環境に課題

近隣急性期病院の病院情報システム整備が進むなか、花の舎病院では院内のIT化が進んでおらず、電子化され提供される医療情報を効果的に活かせていないという課題がありました。紙によるカルテやリハビリカルテ、看護支援システム上の看護記録というように情報は散在し、各スタッフが必要な情報を得るために手間と時間がかかっていました。

また、リハビリ部門でも入院患者の入浴、検査、外出泊などを考慮しながら、約90人の療法士の予定を組み入れて Excel でスケジュールを作成してきましたが、最終の調整は毎朝集まり、30分以上をかけて決定するなどの手間と時間がかかっていました。

「 提供された情報を入院時に閲覧するだけの環境では、業務に支障を来すようになっていました。そもそも利用できる端末が限られ、一部のスタッフだけが利用している程度でした。

既存の看護支援システムに医師のカルテ情報や指示などを、病棟看護師が手入力で転記していたので負担が大きく入力ミスもありました。

また、病棟看護師とリハビリ部門の療法士は綿密に連携する必要がありますが、看護支援システムの情報を参照できる端末も少なく、当院で最も多い療法士が患者情報にアクセスできないのは大きな問題でした。 」( 寺山 修史 先生 )

以前勤務していた病院で寺山先生が電子カルテの導入に携わった経験があったことから、業務の効率化 と 患者情報の共有化 に向けて、電子カルテシステムをはじめとする病院情報システムの構築に取り組み始めました。

選定の決め手

総務課 石島 裕也 さん

総務課 石島 裕也 さん

電子カルテシステムを中心としたトータルなシステム提案を重視

システムを導入するにあたり、寺山先生が重視したのが、各部門システムができるだけシームレスに連携できる電子カルテシステムであること、部門システムも含めた病院情報システム全体をできるだけ1社で提案・構築できることでした。

大手電子カルテベンダーを含め検討した結果、最終的に2社まで絞り、その結果選ばれたのがワイズマンの電子カルテシステムERを中心とした病院情報システムでした。

「 かつて私が所属していた病院もそうでしたが、一般的に病院情報システムの導入は医師と看護師の業務要件や使い勝手を中心に導入検討が進められます。

当院は療法士が職員の多くを占め、リハビリ部門中心に業務が回っていると言っても過言ではありません。それゆえ、療法士が使いやすく、業務の効率化や情報共有ができることを重視しました。

また、以前からタックリハビリ支援システムは高く評価していました。ワイズマンの電子カルテシステムは、タック社製リハビリ支援システムとの親和性が高いうえに透析業務支援システムなど各種部門システムとのシームレスな連携が可能なことが決め手となりました。 」( 寺山 修史 先生 )

もう1つ、花の舎病院が電子カルテシステムERを選んだ理由に、医療と介護のスムーズな情報連携を可能にする機能があったことも大きな決め手となりました。

「 回復期リハビリ病院から在宅ケアに移行される患者さんは、切れ目なくリハビリを継続できることが大切です。回復期の詳細な情報を引き継ぎ、リハビリを効果的に継続するためにも、ワイズマンの電子カルテシステムが適切でした。 」

「 グループの施設系、在宅系介護サービス事業所がワイズマンの介護ソフト( ワイズマンシステムSP ) を導入・運用しており、花の舎病院との医療・介護の情報連携を容易に実現できると考えた点も電子カルテシステムERを選んだ理由の1つでした。医療・介護のシームレスな連携を見据えて、ワイズマンのシステムを選択しました。 」 ( 総務課 石島 裕也さん )

導入の効果

診療室でカルテ閲覧

診療室でカルテ閲覧

理学療法士 岩猿 倫 さん

理学療法士 岩猿 倫 さん

部門の業務効率化とカンファレンスの質向上を実現

電子カルテシステムをはじめとする病院情報システムの導入により、情報共有や部門間の業務の効率化が図られました。

「 電子カルテシステム導入後は、指示出し・指示受け業務が簡単、迅速になりました。また、看護師・療法士がカルテをよく読むようになったと感じています。システム化でスタッフのカルテ閲覧をはじめ、各部門の情報の共有化が浸透しました。

またスタッフ同様に、私自身も必ず看護記録やリハビリ記録を閲覧するようになりました。以前のカンファレンスは各スタッフの経過報告に費やされる時間がほとんどでしたが、事前に情報を整理して臨めるようになったので、充実したカンファレンスが行われるようになりました。 」 ( 寺山 修史 先生 )

一方、システム導入によるリハビリ部門や病棟部門の業務効率、情報共有による成果も現われてきています。

「 導入以前は Excel で作成したスケジュール、日報、実績のファイルにそれぞれ個別に入力しなければなりませんでした。現在はリハビリ支援システムに一括して入力・管理できるので作業が楽になり、業務の効率化が図れました。

また、リハビリスケジュール管理画面で患者さんの予定や療法士の予定の重なりや、リハビリ単位の取り漏れなどのチェックが容易で、管理しやすくなりました。さらに、病棟看護の情報や患者スケジュールもシステム上で共有・伝達できるようになり、他部門との協力体制がより高まったと感じています。 」 ( 理学療法士 岩猿 倫 さん )

一方、病棟部門では 「 負担の大きかった指示やカルテ情報の看護支援システムへの入力作業が不要になったことに加え、経過記録やバイタル入力・管理を1つの端末で操作できるようになりました。

特に、患者さんから入浴日時やリハビリ予定を尋ねられることが多く、以前はステーションに戻って書類などで確認してから伝えていましたが、予定を容易に把握できるようになったことで、確認の時間をなくすことができ、患者対応もスムーズになりました。現在はベッドサイドでノートPCを使えるので、すぐに答えることができ、ムダな動きがなくなっています。 」 ( 病棟看護師 福島 広美 さん )

今後の期待

リハビリステーション

リハビリステーション

医療と介護のシームレスな連携で、一貫したサービス提供の実現へ

今後、本格運用を計画しているのが、システム選定の動機の1つでもあった医療・介護の情報連携です。電子カルテシステムERで入力された患者基本情報と介護施設のワイズマンシステムSPで入力されたADL(日常生活動作)などのフェースシート情報を共有し、最新の基礎情報を把握することが可能になります。

「 患者さんが介護サービスに移行する際には基本的な情報はペーパーで渡しますが、情報の内容・量は限られており、特に介護サービスのリハビリ担当者などは退院前に患者さんに面会に来て情報収集することもあります。

そのため、入院期間中のリハビリ記録を含む詳細な情報をシステムで共有・連携することの必要性を感じていました。今後はワイズマンのシステムによる情報連携で効果的にリハビリが継続されることに期待しています。 」 ( 寺山 修史 先生 )

医療法人社団友志会 リハビリテーション花の舎病院 様

医療法人社団友志会 リハビリテーション花の舎病院 様

リハビリテーション花の舎病院様は、医療法人社団 友志会グループの回復期医療を担うリハビリテーション専門病院で、友志会グループとしては、急性期医療を提供する野木病院(52床)をはじめ、維持期リハビリ施設として介護老人保健施設、在宅系サービス(通所リハビリセンター、訪問看護ステーション、ヘルパーステーション)、小規模多機能型居宅介護施設やグループホームなど多数の施設を擁し、急性期から回復期、維持期、在宅生活サポートまで地域に根ざしてトータルなサービスを提供しています。

栃木県下都賀郡野木町南赤塚1196-1

http://www.nogihosp.or.jp/hananoie/

診療科目

リハビリテーション科/神経内科/内科

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