始まった訪問介護における外国人技能実習生の活用
2025.05.21

訪問介護における外国人技能実習生の活用は、2025年4月からスタートしました。これは深刻化する介護人材不足への抜本的な対策として国が打ち出した施策であり、介護業界にとっては大きな転換点となりました。今回は、訪問介護における外国人技能実習生の受け入れに関する背景、条件、メリット、デメリット、そして今後の展望について解説します。
日本は急速な高齢化とともに、介護需要が年々増大しています。特に2040年には85歳以上の高齢者人口がピークを迎える見通しであり、一方で生産年齢人口は減少し続けることが確実視されています。この構造的問題に対応するため、政府はICTの導入や業務効率化を進める一方で、外国人材の受け入れ拡大に踏み切りました。これまで施設系サービスに限定されていた外国人技能実習生の受け入れ範囲が、訪問介護にも広げられたことは、時代の要請に応じた必然的な措置であるといえます。
外国人技能実習生を訪問介護に配置するには、いくつかの条件を満たす必要があります。まず、…
続きはケアリポでご覧ください
ワイズマンの無料会員制サイト「ケアリポ」では、「お役立ち情報」「学び」「業務支援サービス」など介護業界で働く人のための情報を無料公開中です。ぜひご登録ください。
ケアリポに会員登録する