令和9年度介護保険制度改正における介護保険部会意見書解説

2026.02.10

【第二回】高齢者住宅への登録制導入と囲い込み規制

令和9年度改正に向けて、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などの「高齢者住宅」に対する規制が劇的に強化されることになりました。その背景には、近年急増している「ホスピス型住宅」や難病患者向けの専門ホーム、特にパーキンソン病などを対象とした施設における不適切なサービス提供の実態があります。これらの施設は、医療依存度の高い高齢者の受け皿として重要な役割を果たしている一方で、一部の運営事業者による過剰な利益追求が問題視されてきました。

具体的に何が起きているかというと、施設に併設された訪問看護ステーションから、入居者全員に対して一律に過剰なサービスが提供されているのです。通常の在宅訪問看護であれば、1人あたりの月額請求額は10万円から20万円程度が一般的です。

ところが、一部の問題となっている施設では…


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