2025年度最低賃金は過去の引き上げ幅が想定される

2025.08.08

令和7年8月4日に開催された厚生労働省の「中央最低賃金審議会」の小委員会において、今年度の最低賃金の目安を全国平均で63円引き上げて1118円とする方針が示されました。昨年度も過去最大となる50円増の方針が示されましたが、今年度は更なる上げ幅となります。介護現場にどのような影響が生じるのかを論考したいと思います。

現政権では最低賃金の大幅増を政府方針としてすでに示しており、長引く物価高の状況の中、労働者の賃金の価値が目減りをしており、最低賃金を大幅に引き上げる方針には妥当性があります。介護職員にとっては、他産業の賃上げに遅れが生じないように、更なる処遇改善を期待することが出来ることでもあり基本的には歓迎されます。

一方で、介護事業者にとっては深刻な…


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