2040年に向けたサービス提供体制等のあり方に関するとりまとめ 第2回 人材確保と職場環境改善の両立に向けて
2025.08.06

介護業界が現在直面している最も深刻な課題の一つは、人材の確保と定着です。日本の生産年齢人口が2040年に向けて大幅に減少していくことを考えると、限られた人材で質の高いサービス提供体制を維持することは極めて困難になります。この難局を乗り越えるためには、従来の採用活動だけでは不十分であり、抜本的な職場環境の改善と生産性の向上が不可欠です。
介護人材確保の第一歩として、処遇改善は引き続き重要なテーマです。介護職員の有効求人倍率は全職業平均と比較しても高い水準にあり、上昇傾向にあります。特に訪問介護ではその傾向が顕著です。令和6年度介護報酬改定における処遇改善加算の一本化や加算率の引き上げ、そして令和7年度からの要件弾力化は、介護職員の賃上げを推進し、その労働に見合った対価を確保するための重要な一歩となります。しかし、…
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