MeLL+の導入を知る
「介護・福祉」と「医療」。異なる分野でありながらも密接に関わるこの2つの領域それぞれで培ってきたソリューション開発力・提供力を最大限活かして生まれたのが「MeLL+(メルタス)」です。その開発の経緯とポリシーをご紹介します。
ワイズマンのプロジェクトをご紹介
栃木県出身。1995年に入社し宇都宮支店に配属後、東京支店に10年ほど勤務。ソリューション導入時のサポート役として長年にわたりお客様のニーズとワイズマンの技術をつなぐ役割を果たす。2021年より本社勤務となり現職。
当社の開発パターンは大きく2つあります。一つは保守対応のプロセス、もう一つは新商品・新機能の開発のプロセスです。新規開発においては、営業やサポートスタッフ、サポートセンターなどに寄せられるお客様の声が開発のアイディアのベースとなることが最も多くなっています。アイディアをそのまま採用するケースもあれば、そこからさらに目的を深掘りし、お客様が気づいていない潜在的なニーズの発掘を社内で議論するケースもありますが、そうしてストックした「企画の種」を育てることから、私たちの開発は進んでいきます。
仮説立てした「企画の種」を企画案として整理し、お客様とのヒアリングを重ねながらその企画案をブラッシュアップして、実際の開発要件を丁寧にシステムに反映していきます。新型コロナウイルスの感染拡大以降、オンラインでのやりとりが非常に多くなりましたが、直接訪問させて頂き感謝の気持ちもお伝えしながら実施したい思いは強いです。対面の方がお客様の困りごとに対する課題感も受取りやすく、企画に対する思いも伝えやすいように思っています。
開発期間については、企画ごとに開発のボリュームが異なるため、導入までに要する期間もそれぞれです。半年~1年程度の期間でリリースに至るケースが最も多いですが、開発規模が大きいものになると数年単位での開発となるケースもあります。その間の疑問や相談についてはヒアリングにご協力頂けたお客様に電話やメール、オンライン等で支援頂いています。リリース後の導入は支店サポートスタッフにより行わせて頂きますが、概ね半年後に商品力評価として導入頂けたお客様にアンケート調査から追加でヒアリングを行わせて頂き、課題を整理しバージョンアップで改善していくように取り組んでいます。
導入から安定的にシステムが稼働するまでには、お客様とたくさんの接点を持ちます。その過程では、お客様の業務にシステムがフィットしない箇所が見つかる場合も少なからずあります。そうした箇所の改善にはよりスピーディーに対応する必要がありますが、当社は開発、販売から導入までを一気通貫で手掛けているため、お客様の声を直接伺い素早く対応することができます。こうした一貫体制を取っている会社は他にはほとんどありません。お客様に非常に近い立場でものづくりに励み、提供をする。これが当社の大きな強みとなっています。
医療や介護・福祉の業界では人材不足が非常に大きな社会的課題となっています。その課題に向き合う意味で、医療、介護・福祉、医療介護連携という3つのソリューションを提供していることも、我々の大きな強みです。その強みを活かし、しっかりと地域・社会に貢献で根ざし提供できる体制を維持し提供していくことが使命と感じています。
「ワイズマンを選んでよかった」「ありがとう」というお声をいただくことがよくあります。「効率化され仕事が楽になった」というお声をいただくこともありますね。そうした言葉が一番のやりがいであり喜びです。今後もそんなお言葉をより多くいただけるよう、お客様が現状抱えている課題をしっかりと明らかにして、それをどう解決していくか、また、単純にソリューションを販売するだけではなく、どうお客様の業務に貢献するかを考えて活動していきたいと思っています。地域包括ケアにおいて国内に存在するすべての課題を解決することを目標に、必要とされる製品を生み出し提供し続けていくことに注力しなければと思っています。
「介護・福祉」と「医療」。異なる分野でありながらも密接に関わるこの2つの領域それぞれで培ってきたソリューション開発力・提供力を最大限活かして生まれたのが「MeLL+(メルタス)」です。その開発の経緯とポリシーをご紹介します。