入社10年目クロストーク

新卒で入社してから10年
それぞれ異なるフィールドで活躍してきた同期3人のこれまでと
ワイズマンの未来にかける思いを語る

この10年で経験してきたこと

小鎚

2006年入社。医療開発部医療開発2課
以来医療システムの開発に携わる
※所属部署・役職は撮影当時のものです

小鎚
僕の10年はとてもシンプルで、入社当初から今までずっと医療システムの開発に携わってきた。入社して、レセコン(※1)や医療事務管理システムの開発職として今の部署に配属になり、最初は開発研修や、外部研修で医療事務の勉強をするところからのスタートだったな。入社当初はレセコンのレセって言葉すら知らなかったし、病院の診療費は各病院が自由に決めていると思ってて、法律で細かく決められてることも何も知らない状態だった。それが今では、病院の領収証を見たときに内容が全部わかるようになっちゃった。
※1 レセプトコンピューターの略称。レセプト(診療報酬明細書)を作成するコンピュータの事を指す。
東根
僕も最初は開発にいたからわかるけど、医療についての知識が全くない状態で入っても、ちゃんと知識を身につけられる環境は整っているよね。
小鎚
そうだね。さっき言った医療事務研修や、病院訪問をして実際の現場を見せてもらえたりとか、学ぶ環境には恵まれていたと思う。業務面では、この10年で診療報酬改定(※2)のシステム対応を5回乗り越えてきたけど、最初は先輩のお手伝いから始めて、徐々にステップアップして、今では自分が中心となってやるようになった。改正時の対応でシステム障害を出すと、お客様にダイレクトに迷惑をかけてしまうから、責任を持ってやってる。
※2 日本では2年に一度、中央社会保険医療協議会の答申により診療報酬(保険診療の際に医療行為等の対価として計算される報酬)が改定される。

東根

2006年入社。医療開発部医療システム1課 開発職
2010年 医療開発部医療システム企画課
2016年 第一商品企画部商品企画3課に配属
※所属部署・役職は撮影当時のものです

東根
僕は、はじめは開発職として電子カルテ中心のチームに1年くらい所属して、その後は1年ごとにいくつかのチームを経験した。お客様先である病院のシステム構築をしにしばらく群馬に行っていた時期もあったな。その後はまた電子カルテチームに戻って、そこでやっと新機能の開発を任せてもらったんだけど、新機能開発は、当時は自分の技量に対して見合っていなかったというか、かなり大変だった。けれど、期待も込めて与えてくれた仕事だと感じたから、必死になってやり切った。そこは振り返ってみると自分にとっては挑戦だったかな。そのあとは何回か異動して、今は企画部門で頑張っているところ。
鎌田
同じ会社でも、部署ごとに求められることが異なってくるから大変さもあると思うんだけど、逆に今まで色んな部署を経験してきてよかったことってある?
東根
企画職になる前に、開発職としての経験やお客様先での経験があることはすごくいいことだと思う。色んな部署を経験して、全体像を知っている数少ない存在の一人だと思うな。
小鎚
新しい部署に異動になる度についていくのに必死だったけど、今まで色んな経験をした分、視野が広がったとは思う。今、企画部門で商品をどう作るかを考える中で、開発目線だったり、プロモーション目線だったり、もちろん外しちゃいけないお客様目線だったり。まだまだ完全ではないけど、そういった色んな視点から物事を考えられる力は、培ってこれたかな。

鎌田

2006年入社。福祉営業部福祉営業推進課に配属
2007年 福祉営業部千葉支店に異動
2016年 第二営業部千葉支店の支店長を務める
※所属部署・役職は撮影当時のものです

鎌田
僕は、はじめは本社の営業部門で販売店様に対する窓口業務をしてたんだけど、2年目からは千葉支店でずっと営業をやってきた。全国トップシェアのシステムを作っている企業の営業として、どうしたらお客様にうまく提案できるのか、どうしたら「さすがワイズマンだね」とお客様に言われるようなシステム説明ができるのかを考えてきたし、自分はワイズマンの顔なんだということを意識してきた。どうすれば千葉県の市場にワイズマンを分かってもらえるかというのを常に考えながらやってきたのがチャレンジしてきたことかな。あとはやっぱり営業なので、トップを取りたいって思いはあった。
東根
ずっと聞きたかったんだけど、2年連続でNo1セールスを取るってすごいことじゃん。一体何をやったらそんなに売れるの?
鎌田
なんだろう。自分は決して営業に向いている人間だとは思っていないんだけど、やっぱりお客様の話をしっかり聞くっていうのは、シンプルだけど一番大事。お客様が何に悩んでいて、何を求めているのかを明確に知ることが出来るからね。あとはがむしゃらにやること。汗水たらしながら、10年間やってきたからね。

仕事に対する思い・やりがい

東根
企画部署で業務をする中で、お客様目線っていうのは外さないように意識してきたし、これからもこだわっていきたい。「ドリルを買いに来た人は、欲しいのは穴である」っていうマーケティングの有名な言葉があって、お客様は「ドリルが欲しい」と言ってるんだけど、本当に欲しいのは穴をあけるって意味で「穴」なんだよね。だから、他の部門から企画に伝わってくることをそのまま鵜呑みにするのではなく、その先の「本当にお客様が欲しているところ」を意識して仕事をしている。でもそれに気づくまでには時間がかかったな。以前は要望を聞いた最初の時点で、色々自分の中で決めつけていた部分があった。
小鎚
なんか分かる気がするな。開発にも、要望はたくさん来るんだけど、言われた通りに作ったつもりでも要望にフィットしない時があるというか。「本当は何がしたかったのか」っていうのは常に考えないといけないよね。僕の場合は「システム画面上のこのボタンが」といった細かい話になるんだけど、どの機能にとっても同じことが言えると思う。特に開発は、お客様との直接的なやり取りは少ないので、社内のお客様の要望を聞いてきてくれる部署との連携をもっと強くして、しっかり聞き出さなきゃって感じるね。
東根
そうだよね。社内の営業担当やサポート担当から、自分が企画して実現できたことに対してお客様が喜んでいたという報告をもらったときはやってよかったなって喜びを感じるし、やりがいにも繋がるかな。
鎌田
支店では、営業・サポート・総務それぞれの担当者が協力をして初めて一つの仕事として成り立つから、コミュニケーションをしっかり取ることは日頃から意識している。支店でも色々な困難にぶつかることもあるけれど、それぞれが力を合わせて同じベクトルの下で目標を達成できた時はやりがいを感じるし、そういう場面を増やしていけると、仕事って面白いよね。
小鎚
開発は、部署の特性上、直接的にお客様の声が届く部署ではないので、モチベーションを高く持ち続けることが難しい時も正直あるんだけど、自分で立てた目標に対して、自分の成長を感じられることがあればやっぱり嬉しいし、それが個人ではなくチームとしての目標だったら喜びは更に大きいよね。

今後の目標について

東根
企画職として、「これからの日本を支えていくのはワイズマンだ」ってなれるように、医療・介護分野で強いワイズマンが、現場に対してどのような形で貢献していけるか、どういう形で社会に価値を提供していけるかを今後一生懸命考えていきたいな。
鎌田
それ分かるな。あとは、日本は世界的にも医療・介護の様々な面で一番進んでいるので、「日本の医療・介護現場を支えるワイズマン」を、もしかすると世界にも発信できるんじゃないかって思ってる。考えれば考えるほど話が大きくなっちゃうんだけどね(笑)
今は、日本で課題になっている「地域包括ケア」について、「リーディングカンパニーはワイズマン」っていうことを浸透させることを目指して取り組んでいきたい。
小鎚
開発だと、なかなかそういった大きな話は出来ないんだけれど、二人の思いを支えるのが開発であって、それを作るのが僕の仕事だと思っているので、今の話を是非形にして「地域包括ケア市場でリーディングカンパニーになる」っていうのを僕らも一緒になってやっていきたいなって思う。

みなさんへのメッセージ

小鎚
ワイズマンって大企業ではないかもしれないけど、だからこそ若手社員でも業務にしっかりと入り込めるし、若手の意見でも吸い上げてもらえる環境があると思います。だから、思いを持って入ってくれば割とすぐに実現できるチャンスがあるし、自分が前に出て引っ張っていけるんじゃないかって前向きな気持ちになれる。やる気のある人にとっては、ワイズマンは良いチャレンジの場所になると思いますよ!
鎌田
ワイズマンはちゃんと人を育てる環境を整えている会社だよね。新入社員とかベテランとか関係なく、自分たちと一緒に仕事をしていく仲間を作るという意識で部下や後輩を育てているので、新人でも安心して仕事ができる会社ですよ!
東根
「岩手に、日本トップシェアで業界を支えているシステム会社があるんだ」っていう衝撃が初めにあって、僕は岩手が大好きで、岩手を大きくしたいじゃないけど、そういう思いもあって入社しました。地方と言えども、日本をこれから支えていくワイズマンの仲間としてみんなで一緒に頑張っていきましょう。
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