介護事故防止の基本と実践|事例から学ぶ対策・研修資料の整え方
2026.01.29
介護施設の職員として日々の業務に追われる中、「利用者の安全を守らなければ」という強い責任感とプレッシャーを感じている方は多いでしょう。特に、施設内研修の準備や事故防止マニュアルの見直しを担当するとなると、負担はさらに大きくなります。
そこでこの記事では、介護事故防止に関する体系的な知識と具体的な実践策をわかりやすくまとめました。利用者の安全はもちろん、職員自身の心身の健康と働きやすい環境を守るためにも、ぜひ日々の業務や研修に役立ててください。
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目次
介護事故における現状

介護施設などで起こりやすい事故には、転倒・転落や誤嚥・窒息、異食、誤薬・与薬漏れ、医療処置における事故、外出・送迎時の事故などが挙げられています。
例えば、埼玉県川口市の調査によると、令和6年度は、転倒・転落による事故が586件あったと報告されています。また誤薬・与薬漏れなども62件報告されており、介護職員に対しては慎重な対応が求められています。
大切なのは、事故を不注意や経験不足といった個人要因に限定しないことです。事故は多くの場合、利用者の状態や介助の状況、環境などの要因が重なって発生します。まずは全体像を整理し、自施設でどの事故が・どの時間帯に・なぜ起きやすいかを言語化することで効果的な対策につなげられます。
介護事故がもたらす深刻な影響

介護事故は、単に利用者がケガをしたという出来事で終わりません。事故はその瞬間から、利用者本人の生活や家族との信頼関係、職員の心身、施設運営へと影響が広がります。ここでは、介護事故がもたらす具体的な影響について解説します。
利用者・家族への影響:QOLの低下と信頼関係の崩壊
事故による大きな被害者は、もちろん利用者本人です。転倒による骨折で寝たきりになったり、誤嚥性肺炎で入退院を繰り返したりと、事故をきっかけにQOL(生活の質)が著しく低下するケースは少なくありません。
さらに身体的な苦痛だけでなく、「また転ぶかもしれない」という恐怖心から活動意欲が失われ、心身ともに急速に衰えてしまうこともあります。
ご家族にとっても、大切な家族が傷ついたという知らせは計り知れないショックです。悲しみや心配と同時に、「なぜ事故が起きたのか」「施設はきちんと見てくれていたのか」という施設への不信感が募ります。一度失われた信頼関係を再構築することは困難であり、訴訟などの深刻なトラブルへと発展することもあります。
職員・事業所への影響:精神的負担と経営リスク
事故を起こしてしまった職員は、強い自責の念に駆られるでしょう。事故後の対応や報告書作成に追われるだけでなく、精神的な負担から疲弊し、離職に至ることもあります。
事業所にとっても、事故は経営を揺るがす重大なリスクです。行政からの指導や監査、損害賠償請求はもちろんのこと、「あの施設は事故が多い」という評判が広まれば、新規利用者の獲得が困難になります。事故防止は利用者を守るだけでなく、職員と事業所自身を守るための不可欠な取り組みです。
介護現場における3大事故類型と発生メカニズム

介護現場では転倒・転落、誤嚥・窒息、誤薬の3つの事故が起こりやすいといわれています。ここでは、事故を未然に防ぐ対策の要点と、それぞれに関連する事例をまとめています。
原則1:組織で取り組むリスクマネジメント体制の構築
施設としては事故を未然に防ぐため、リスクマネジメント体制を構築することが何よりも重要です。
具体的な取り組みには、以下のようなものが挙げられます。
- 事故防止委員会の設置:定期的に委員会を開催し、ヒヤリハット事例の分析や対策の検討を行う
- マニュアルの策定・見直し:事故防止や事故発生時の対応マニュアルを作成し、全職員に周知徹底する。また、内容を定期的に見直し、現状に即したものに更新する
- 適切な人員配置:職員が疲弊し、注意力が散漫になることがないよう、業務量に応じた適切な人員を確保する
【事例1】転倒・転落
発生頻度が高い転倒・転落事故は、さまざまな要因が重なって起こります。
| 事例 | 夜間、ポータブルトイレへ向かう途中で足がもつれて転倒し、大腿骨を骨折した。 |
| 利用者要因 | ・加齢による筋力、平衡感覚の低下 ・認知症による状況判断能力の低下 ・夜間頻尿 |
| 介護者要因 | ・夜間帯の人員不足による見守りの手薄さ ・利用者の排泄パターンの把握不足 |
| 環境要因 | ・居室からトイレまでの動線に障害物があった ・廊下の照明が薄暗かった ・本人に合わないスリッパを履いていた |
転倒には利用者の身体的な問題だけでなく、介護体制や施設の物理的な環境が大きく影響していることがわかります。
原則2:「ヒヤリハット報告」を活かした予兆管理の徹底
ひとつの重大な事故の背景には、29の軽微な事故と300のヒヤリハットが存在するといわれています。ヒヤリハットとは、事故には至らなかったものの「ヒヤリ」とした、または「ハッ」とする出来事(ニアミス)のことです。
転倒しかけた、移乗時に利用者が滑りそうになったなど、結果は無傷でも重大事故の予兆が含まれます。ヒヤリハットをいかに多く集め、分析し、対策につなげられるかが事故防止の鍵を握ります。
大切なのは、「報告しても怒られない」「報告することが評価される」という組織文化を作ることです。報告書を個人の失敗を責める材料にするのではなく、施設全体の安全性を高めるための貴重な情報源として活用しましょう。
【事例2】誤嚥・窒息
食事は日々の楽しみであると同時に、誤嚥や窒息といった命に関わるリスクも伴います。
| 事例 | 刻み食を食べていた利用者が、介助者が少し目を離した隙に食べ物を口に詰め込み、窒息状態となった。 |
| 利用者要因 | ・嚥下機能(飲み込む力)の低下 ・認知症による早食い、詰め込み食べの傾向 |
| 介護者要因 | ・利用者の食事の様子の観察不足 ・一人の職員が複数の利用者を同時に介助していた |
| 環境要因 | ・食事形態(刻み食)が本人の嚥下機能に合っていなかった可能性がある ・食堂が騒がしく、食事に集中できる環境ではなかった |
誤嚥・窒息防止には、食事形態の適切なアセスメントや、食事に集中できる環境づくり、丁寧な見守りの重要さがわかります。
原則3:利用者一人一人の状態に合わせた個別ケアの実践
介護が必要な方の状態は、十人十色です。そのため、利用者一人一人の心身の状態や生活歴、価値観などを深く理解し、その人だけのリスクに応じた個別ケアプランを作成・実践することが不可欠です。
重要なのは一度立てたプランに固執せず、利用者の状態変化に応じて多職種と連携しながら、常に見直しと改善を続けていくことです。
【事例3】誤薬・与薬漏れ
誤薬は、利用者の生命に直接的な危険を及ぼす重大な事故です。
| 事例 | 昼食後の薬を配る際、同姓の別の利用者の薬を間違えて渡してしまった。 |
| 利用者要因 | ・自分で薬の管理ができない状態 |
| 介護者要因 | ・配薬時の本人確認(フルネームでの声かけ)の怠り ・ダブルチェックの仕組みがなかった ・業務過多による疲労と集中力の低下 |
| 環境要因 | ・薬剤の保管方法が整理されていなかった ・配薬準備を行う場所が騒がしく、間違いやすい環境だった |
確認作業を形骸化させないための組織的な仕組みづくりが極めて重要です。
原則4:継続的な職員研修と円滑な情報共有
介護技術や知識は一度学べば終わりではなく、常に新しい情報を学び、技術を磨き続けるための継続的な研修が不可欠です。特に、具体的な事故事例をもとに「どこに危険が潜んでいたか」「自分ならどう対応するか」をグループで話し合う事例検討会や危険予知トレーニング(KYT)は定期的に行う必要があります。
また、チームで質の高いケアを提供するためには、職員間の円滑な情報共有が欠かせません。「昨日からAさんのふらつきが強くなっている」といった些細な変化でも、申し送りや介護記録を通じてチーム全体で共有することで、事故を未然に防げます。
日々のコミュニケーションを密にし、報告・連絡・相談がしやすい風通しの良い職場環境を作ることが、結果として利用者の安全を守ることにつながります。
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【防止策別】介護事故における具体的な対策

事故防止対策を体系的に考える上では、未然防止策・直前防止策・損害軽減策という3つの柱で捉えることが有効です。ここからは組織として3つの柱をバランス良く強化していくため、それぞれについて詳しく説明します。
1.未然防止策
未然防止策は、事故の原因そのものを根本から取り除くアプローチです。事故が起こりにくい安全な環境を整え、利用者一人一人のリスクを事前に評価し、それに基づいたケアを提供することが中心です。
主な取り組みには、以下のようなものがあります。
- 物理的環境の整備:手すりの設置、床の段差解消、滑りにくい床材への変更、十分な照度の確保、整理整頓の徹底など
- 個別ケアプランの充実:利用者ごとのアセスメント(リスク評価)を定期的に行い、転倒、誤嚥などのリスクに応じた具体的なケアプランを作成し、全職員で共有・実践する
2.直前防止策
どれほど未然防止策を講じても、予測できない事態は起こり得ます。直前防止策は、事故が発生する直前の予兆を敏感に察知し、寸前で回避するためのアプローチです。ここでは、職員の観察力とチームワークが鍵と言えます。
直前防止策の核となるのが、ヒヤリハット報告の活用です。
- 報告しやすい文化の醸成:報告を個人のミスとして責めず、貴重な情報として歓迎する風土を作る
- 情報の分析と共有:集まったヒヤリハット情報を分析し、どこで・どのようなときに・どのような危険があるのかを見える化し、全職員で共有する
- センサー機器の活用:離床センサーや見守りカメラなどを適切に活用し、人の目だけでは捉えきれないリスクの予兆を検知する
3.損害軽減策
万が一事故が発生してしまった場合に、その被害をいかに最小限に食い止めるかを考えるのが損害軽減策です。事前の準備と訓練が極めて重要となるため、事故発生時の対応フローを明確に定めておくことが重要です。
- 利用者の安全確保と応急処置:まずは利用者の状態を確認し、必要な応急手当を行う
- 医療機関との連携:看護師や協力医に迅速に報告し、指示を仰ぐ。必要であれば救急搬送を手配する
- 管理者・家族への報告:定められた手順に従い、速やかに管理者と家族へ連絡する
- 記録:対応の経緯を時系列で正確に記録する
全職員がパニックにならず冷静に対応できるよう、定期的なシミュレーション訓練を通じて習熟しておきましょう。
【介護事故の原因別】即時実践できる防止策

ここでは、事故の要因を利用者・介護者・環境の3つに分け、それぞれの要因に対してすぐ実践できる具体的な防止策を紹介します。施設の現状と照らし合わせ、不足している点がないか確認しましょう。
利用者要因への対策
利用者要因のポイントは、リスクを見つけるだけで終わらせないことです。例えば「ふらつきがある」「むせが増えた」と気づいていても、それがケアプランや申し送りに具体化されていなければ、職員ごとに対応のバラつきが生まれます。
一方、アセスメント→ケアへの反映→チーム共有のサイクルがスムーズに回り始めると、事故の危険は大きく減らせます。下のチェック表でできていないと感じた項目があれば、いつ・誰が・どうするかを具体的に示すところから始めてみてください。
| チェック項目 | 具体的な対策内容 |
| アセスメントの定期実施 | 入所時だけでなく、定期的に身体機能や認知機能のアセスメントを行っているか |
| ケアプランへの反映 | アセスメントの結果に基づき、個別のリスクを明記したケアプランを作成し、見直しているか |
| 排泄パターンの把握 | 夜間の転倒リスクが高い利用者に対し、排泄日誌などでパターンを把握し、予測的な介助を行っているか |
| 服薬状況の確認 | 薬の副作用によるふらつきなどがないか、看護師と連携して定期的に確認しているか |
| 適切な福祉用具の選定 | 利用者の身体状況に合った歩行補助具や車椅子が選定され、正しく使用できているか |
介護者要因への対策
介護者に原因がある場合、現場だとどうしても「注意しましょう」「しっかり確認しましょう」で終わってしまいがちです。ミスが起きるときほど現場は忙しく、中断・割り込み・焦りが重なっています。
大切なのは個人の注意力に頼るよりも、誰がやっても同じ動きになる仕組みをつくることです。
| チェック項目 | 具体的な対策内容 |
| 定期的な研修の実施 | 移乗介助、食事介助などの介護技術に関する研修や、事故事例の検討会を定期的に開催しているか |
| マニュアルの周知徹底 | 事故防止マニュアルが全職員に共有され、内容が理解されているか |
| 情報共有の仕組み | 申し送りや介護記録で、利用者の小さな変化やヒヤリハットが確実に共有される仕組みがあるか |
| ダブルチェック体制 | 誤薬防止のため、配薬時のダブルチェックがルール化・実践されているか |
| 業務負担の軽減 | 特定の職員に業務が偏っていないか。休憩がきちんと取れるような勤務体制になっているか |
環境要因への対策
環境を整えると、誰が勤務しても一定の安全が担保されます。特に転倒・転落は、利用者の状態に加えて動線や照明、置き物、床の滑りが引き金になりやすく、夜間ほどリスクが跳ね上がります。
下の表で、施設内の事故の起点になりやすい場所を重点的に点検しましょう。
| チェック項目 | 具体的な対策内容 |
| 床の状態 | ・床が濡れていたり、滑りやすくなっていたりする箇所はないか ・不要な段差やコード類など、つまずきの原因になるものはないか |
| 整理整頓(5S) | ・廊下や居室に物が散乱していないか ・常に整理整頓されているか |
| 照明の確保 | 廊下やトイレ、階段など、夜間でも十分な明るさが保たれているか |
| 手すりの設置 | トイレ、浴室、廊下など、必要な場所に手すりが設置されているか |
| ベッド周りの環境 | ベッドの高さは適切か転落防止のために低床ベッドやサイドレール、センサーマットなどを活用しているか |
介護事故の再発・防止につながる研修資料の書き方

万が一事故が発生したとき、経験を次に活かすために欠かせないのが事故報告書です。報告書を書いて終わりにするのではなく、報告書を研修資料として使える形に整え、現場の判断と動きを揃えましょう。
| 記載項目 | 書き方のポイント | 記入例 |
| 1.客観的な事実(5W1H) | いつ(When)・どこで(Where)・誰が(Who)・何を(What)・なぜ(Why)・どうした(How)を、憶測を交えず事実のみを時系列で記述する | 【良い例】 〇月〇日14:15頃、2階ホールにて、A様が椅子から立ち上がろうとした際にバランスを崩し、後方に転倒した。 【悪い例】 A様が不注意で転んだ。 |
| 2.原因分析 | 「なぜそうなったのか」を多角的に掘り下げる 以下の4つの視点で分析すると網羅しやすい ・人的要因(本人、職員) ・設備的要因(物、機器) ・作業環境要因(環境) ・管理的要因(ルール、教育) | 【転倒事故の原因分析例】 ・(人的)A様に下肢筋力の低下と起立性低血圧があった。 ・(人的)職員は別の利用者の対応中で、A様の立ち上がりに気づけなかった。 ・(設備的)椅子の座面が低く、手すりがなかった。 ・(管理的)立ち上がりの見守りに関するルールが曖昧だった。 |
| 3.具体的な再発防止策 | 原因分析で明らかになった課題に対し、「誰が」「いつまでに」「何を」「どのように」実施するのか、具体的な行動計画を立てる | 【具体的な対策例】 1.看護師がA様の起立性低血圧について再評価し、ケアプランを見直す。(担当:〇〇看護師、期限:〇月〇日まで) 2.A様の椅子を手すり付きで座面の高いものに交換する。(担当:〇〇相談員、期限:〇月〇日まで) 3.全職員に対し、立ち上がり時の見守り手順を再研修する。(担当:〇〇リーダー、次回の定例会にて) |
研修では報告書をそのまま配布するより、現場が迷わず動ける形にまとめると効果が出やすくなります。報告書の要点を1枚にまとめて、次の情報だけを残す方法がおすすめです。
- 事故の概要(5W1Hを短く)
- 事故の直前にあったサイン(ヒヤリ・違和感・状態変化)
- 原因の要点(人的/環境/管理から“主要因”だけ)
- 統一する行動(現場の決め事を一文で)
- 担当・期限(誰がいつまでにやるか)
「申し送りに載せる」「ケアプランに反映する」など、どこへ反映するかまでを決めておくと再発防止に役立ちやすくなります。
介護現場における「事故防止」は、利用者の尊厳ある生活と職員の安全・働きやすさを守る基盤です。本記事は、現場で起こりやすい転倒・誤嚥・誤薬等の主要な事故類型を整理し、原因分析から未然防止・直前防止・損害軽減の3つの視点で体系的に対策を示している点が評価できます。事故は単なる偶発的な出来事ではなく、利用者の状態、介助状況、環境が重なることで発生するというリスク要因の重層性に触れている点は、介護事故防止の本質を捉えています。
介護事業所としては、単独の技術教育に留まらず、組織的なリスクマネジメント体制の構築と共有文化の醸成が欠かせません。ヒヤリハット報告を活かした予兆管理や、継続的な研修、申し送り・記録の共有といった日常業務の中での改善サイクル(PDCA)は、事故を未然に防ぐ仕組みとして有効です。また、事故発生時の対応フローを明確にしておくことは、迅速な被害軽減だけでなく、職員の心理的負担の軽減にも寄与します。
なお、株式会社ワイズマンでは「介護・福祉向け製品総合パンフレット」を無料で配布中です。
手軽に業務改善を始めたいとお考えの方は、ぜひご活用ください。
他にも「介護ソフト選びガイドブック〜料金形態・機能など4つのポイントをご紹介」などお役立ち資料もご準備しています。
まとめ:介護事故防止策を継続的に取り組み、利用者も職員も安心できる施設へ

介護事故の防止は一度マニュアルを作ったり、研修を行ったりすれば終わりというものではありません。大切なのは施設全体で安全に対する意識を常に高く持ち、ヒヤリハットや小さな事故から学び、改善を続けていく体制を構築することです。
継続的な取り組みが、利用者、ご家族、現場で働く職員にとって心から安心できる施設環境を築く土台につながります。
監修:斉藤 圭一
主任介護支援専門員、MBA(経営学修士)
神奈川県藤沢市出身。1988年に早稲田大学政治経済学部政治学科を卒業後、第一生命保険相互会社(現・第一生命保険株式会社)に入社。 1999年に在宅介護業界大手の株式会社やさしい手へ転職し、介護・福祉分野でのキャリアを本格的にスタートさせる。2007年には立教大学大学院にてMBA(経営学修士)を取得。 以降、訪問介護、居宅介護支援、通所介護、訪問入浴などの在宅サービスをはじめ、有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅、さらに障がい者向けの生活介護・居宅介護・入所施設など、幅広い福祉サービスの立ち上げ・運営に携わる。 現在は株式会社スターフィッシュ代表取締役として、川崎市麻生区でねこの手(居宅介護支援事業所、訪問介護事業所、訪問看護事業所)を運営。その傍らで介護・福祉分野の専門家として、現場経験と経営視点の双方を活かし、執筆や講演、コンサルティングなどを行っている。

