介護老人保健施設 サクラ 様

ケアマネさんが月約400件のケアプランを作成し、ヘルパーさんが毎日100件の訪問をこなしています。
介護老人保健施設 サクラ
副施設長 土井 直子 様
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在宅サービスの裾野を広げる

佐世保市を見下ろす高台にあるサクラ様では、ケアマネさんが月約400件のケアプランを作成し、ヘルパーさんが毎日100件の訪問をこなしています。坂が多い土地柄もあって在宅サービスの利用も多く、サクラの在宅サービスも毎日フルに活動しています。そんな中で利用者を支える家族の方に、『ちょっと何かあったときのショートがあればずいぶん楽になるのでは』という思いから、短期入所生活介護のスペースを16床増床しました。
平成12年ごろにはシステムを導入していましたが、使用していくにつれて私たちの業務に役立つことがずいぶん分かってきました。
従来は夕方になると一斉に介護記録を書き始めていて、その手間が非常に煩雑であり、しかもそれがばらばらに管理されている状態で、業務が滞ることもしばしばあるような状況でした。
そこで、これは導入したコンピュータシステムを活用し、入力の簡易化、またその情報の共有化を図っていくことによってずいぶん業務が楽になるのではと考えました。
伸びない利用者数
サクラ様の思いとはうらはらに、利用者の数は伸び悩みました。
ご家族の方に尋ねると、『ショートを利用して入退所を繰り返していると、本人がいる時といない時との落差が激しくて生活のリズムが安定しない。ショートを利用するなら入所まで待ちます』とのご意見があり、また利用者本人にしてみれば、冠婚葬祭や家族の介護疲れなど、どちらかというと本人の希望というよりも家族の都合による所が多いという、サービスへのマイナスイメージが強いという理由がありました。
イベント

そこでスタッフの皆さんはどうすればそのマイナスイメージをプラスにできるかを話し合い、「月に1回イベント的なものを組んで『楽しんで参加してもらうショート』を提供したら...」と考え出されました。
第1回目は【映画とお鍋】を計画。利用者の方が昔ご覧になったような映画をピックアップして、お鍋をつつきながら見ていただくというイベントです。
施設からビールと日本酒と焼酎を用意していましたが、利用者の方が自分でカラオケを持ち込まれるなど、大変賑やかなものとなり、施設にあふれた素敵な笑顔に残業した疲れも吹き飛んでしまうイベントになったそうです。
これを皮切りに、スイカ割りや花火、バイキングなどのイベントを続け、そういった話が人づてに伝わって、「今度、こういうのがあるから行ってみない?」というように家族の方も勧めやすい、スムーズなサービス利用が促されるようになりました。
介護を楽しむ
サクラ様のチャレンジは始まったばかり。まだまだ苦労も絶えず、イベントの新しいネタをひねり出すのにも頭を悩ませる日々です。
しかし、『ご本人が「サクラに行きたい」「サクラに行くと楽しい」と思う気持ちが大切です。
リハビリでも自分が回復したいと思ってしないと回復しないでしょうし、いくら目の前に栄養価が整った料理を出されても、食べたいと思わないと食べられないのと同じで、「楽しいって思ってもらうその気持ちをどうやって引き出すか」が大事なことだと思います』と土井様。
また、スタッフの皆さんも利用者の楽しさを引き出すことで、泣いたり笑ったり楽しみながら成長しているというよい循環になっているそうです。
ユーザープロフィール

介護老人保健施設 サクラ
- 施設種別
- 介護老人保健施設(定員90名)
- 併設施設
- デイケア(定員:50名)、ショートステイ
- 法人事業
- 訪問介護、訪問入浴、居宅介護支援、グループホーム、他








