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高齢者総合ケアセンターこぶし園様 導入事例

お客様プロフィール

総合施設長 小山剛 様

高齢者総合ケアセンターこぶし園
総合施設長 小山剛 様

すでに施設入所している方々も徐々に在宅支援に移していって、将来的には従来型の特養ゼロを目指しています。

高齢者総合ケアセンターこぶし園

新潟県長岡市深沢町2278-8

URL:http://www.kobushien.com/

施設種別:介護老人福祉施設(定員100名)

併設施設:短期入所生活介護(定員80名)、通所介護(定員40名)、訪問介護24時間365日型、訪問看護24時間365日型、在宅介護支援センター、居宅介護支援事業所、配食センター3食365日型他、市内16ヶ所で50事業を展開

利用者と介護者のニーズを叶えて、将来的には特養ゼロに

 老人ホームとしてのこぶし園が開設したのは23年前になりますが、以来今まで「入所して良かった」という方にお会いしたことがありません。山ほど見てきたのは泣いている人達ばかり。そこで「できる限りいまの暮らしを続けたい」という高齢者の方々のニーズと在宅介護をする方々の労力の軽減、それぞれを叶えることを目指してサポートセンターの開設をはじめました。そして、すでに施設入所している方々も徐々に在宅支援に移していって、将来的には従来型の特養ゼロを目指しています。

施設に集中する機能を地域に返す、サポートセンター構想

 食事の提供、24時間365日看護・介護サービスが受けられること、通所介護を休まないこと。これがサポートセンターの原点です。平成14年1月に第1号であるコンビニ型(小規模多機能サービス拠点)を三和地区に、同じ年の4月にはネットワーク型を関原・上除地区に、そして昨年は民間業者とのコラボレート型(バリアフリー住宅と介護サービスの併設)を永田地区に開設しました。

 コラボレート型のサポートセンター永田は、従来セットだった住宅と介護を分離したものなのですが、私は「三方一両得」のシステムと言っています。住宅部門を担当する民間業者は「サービスに併設するバリアフリー住宅」という条件を満たすことで1棟あたり最高1,000万円の補助金が市から受けられます。逆を言えば市は市営住宅建設コストとは比べものにならないほど小額でバリアフリー住宅が建てられる。そして私たちは住宅部門から開放され、本来の介護サービスに集中できるわけです。さらにいいのは、一番得をするのが住民(利用者)の皆さんだということですね。

誰だって住み慣れた地域で暮らしたい、それが小規模多機能の本質

 新潟県中越地震で「避難所って老人ホームそのものなんだ」とつくづく思いました。いきなり数百人の見知らぬ人と共同生活させられて、食事が規則正しく提供される。それに仮設住宅はユニットケアそのものだとも感じましたね。個室ではあるけれど、あくまで仮住まい。誰だって避難所や仮設住宅を出て自宅に帰りたい。介護だって同じ、従来と同じく普通に暮らすことが必要なんですよね。

地域で一番早く小規模多機能の本質に気付いた事業者が選ばれる

 私たちは人材さえ確保できれば全国展開が出来るほどのノウハウは持っているつもりですが、やはり地域のことはその地域の人達の手で作り上げるのが一番いい。それから、サービスというのは二番煎じが効きませんから、地域で一番早く小規模多機能の本質に気付いて取り組んだ事業者が選ばれていくと思います。施設入所がスタンダードの現在の介護状況は、今後10年でガラリと変わるはず。どれだけ早くそのことに気付いて取り組めるかが今後のターニングポイントになるのではないでしょうか。

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